コンセプト
美しい清水
日本にいて、水に困ることはめったにありません。
台所のなか、バスルームのなか、トイレのなか。
たいていの場所で、蛇口からいくらでも出てきて、
そして消えてゆく。
だから、ふだんの生活の中で、
私たちは水のことを忘れて生きている。
つめたいとか、あたたかいとか、一瞬で消える存在感。
水を感じながら暮らすことって、
実はかなり難しいことなのではないでしょうか。
清水は、澄んだ水がそこかしこにある、和歌山県の田舎です。
陽光をはじく川の流れと、そこで泳ぐ魚。
朝靄に濡れる土や空気と、それに育まれたお米とか、わさび。
見るもの、触れるもの、食べるもの。
すべてに澄んだ水が流れていて、
その透明な心地に包まれるうち、
もしかしたら自分もその一部なんじゃないかと
幸せな錯覚が訪れる場所。
水は美しい。だから、清水は美しい。
あなたとともに過ごせる時を、清水は待っています。