笠松亭を運営する会社について
笠松亭を運営している私たちは「株式会社 地域創生」という、まちづくり会社です。
会社とはいえ、『まちづくり』に特化した法人ですので、この有田川町に密着して活動しています。
会社とはいえ、『まちづくり』に特化した法人ですので、この有田川町に密着して活動しています。
私たちの活動は、地域に価値を付け、地域が活性化され、人の動きも活発になり、経済活動も活性化され、『誇れるふるさとづくり』『住んで良かった我がまち』にしようというものです。
この笠松亭がある清水地域でも、私たちは会社設立当初(笠松亭ができる3年前)から都市住民と地域の共生対流事業を進めてきました。観光開発だけでなく、体験活動や移住などにも積極的に取り組んでいます。
なぜ古民家を活用するのか…
家、それは生活のベースであり、その地域の歴史と文化が詰まったハードです。
家には、それぞれの土地の気候風土に即し、文化、暮らしがそこにあります。
脈々と営まれた人間の歴史を伝え、継承していくのが『家』という存在です。
しかし、昔からの文化を色濃く残す『古民家』は社会変革、人口減少と共に消えつつあります。
また、生活様式も近代的なものに変わり、不便な生活からより便利な生活へと欲求が高まっていく中で、古民家はその役割を終えてしまう運命にあるのかもしれません。
若者は山村を去り都市へと向かい、残された人々は高齢化しそれまでの住居は必要なくなり廃墟と化す…、そんな光景が全国津々浦々で見受けられます。皆さんもご存知の通り、それは非常に大きな問題です。
私たちは単なるノスタルジックな感傷や見栄えで古民家を残したいと活動しているのではなく、生活文化の継承と捉えています。そして人々の営みの歴史を語る証でもあるとも…。そんな古民家の持つ意味を理解しつつ、古民家を再生し、活用することで『第二のふるさとづくり』や『文化の継承』を計っていきたいです。